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カヴァーとコピー

日付 : カテゴリー : 日記

先日ブルーノ・マーズがグラミー賞を総なめにしました。

私は彼の曲が好きなので、

比較的好意的にとらえていました。

ただ少しだけ、

「最先端の音楽がこれでいいのかな?」

とも思っていました。

先日Meshell Ndegeocelloが彼のアルバムはコピーや模倣で、

誠実さが無いと語っていました

これは彼の曲に限ったわけではなく、

最近の曲の多くがそんな感じがします

音楽が産業として成り立たなくなっているため、

1曲の制作に費用をかけられないのに加えて、

次から次へを曲を量産せねばならず、

しかもそれをフリーで発表しなければなりません。

こうなると全てが悪循環で、

曲のクオリティーが下がるのは当然かもしれません。

こんなやるせない気持ちになる昨今ですが、

私は私なりに今回の事でコピーとカヴァーについても考えてみました。

始めは音楽が好きになれば誰しもがコピーをしたくなります。

カラオケが良い例です。

モノマネなんかする人もいますよね。

そしてコピーは模倣であり音楽をするうえで、

とても大事な作業だとも思います。

そのコピーを超えたところにカヴァーがあると考えます。

コピーを超えるために最低限出来ることはオリジナルの吟味。

吟味とは完全なコピーが一つの例として挙げられるでしょう。

そして多くの曲やフレーズのコピーの先に自分らしさを求めたら、

それがカヴァーと言えるのかもしれません。

Meshell Ndegeocelloはカヴァーアルバムを発売するに当たり、

作曲者たちにインタビューをしたそうです。

これも吟味のひとつですね。

皆さんもコピーとカヴァーというものを今一度考えると、

素敵なミュージックライフが送れるかもしれません

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