ブログ

エレキベースに”ブラス”ナットが増えている理由とは?

日付 : カテゴリー : 機材

ギターやウクレレでは、

ナット材に「牛骨」が使われることが多いです。

私自身も牛骨ナット特有の自然で心地良い響きが好きで、

長年“牛骨派”です。

牛骨ナット

牛骨ナット

ところが最近のエレキベースを見ていると、

少し傾向が変わってきています。

特にモダン系のベースでは、

最初からブラスナットが搭載されているモデルが、

以前より増えてきました。

ブラス・ナット

ブラス・ナット

ヴィンテージ志向のベースでは今でも牛骨が定番ですが、

現代的なサウンドを意識したモデルでは、

ブラスが選ばれるケースが多くなっているように感じます。

ではなぜ同じ弦楽器なのに、

ギターやウクレレとベースでは好まれるナット材が、

変わってくるのでしょうか?

私はその理由に「求められる音域の違い」があると思っています。

ギターやウクレレでは、

中&高域の気持ち良さや豊かな響きが重要視されます。

その点牛骨ナットは音の輪郭を保ちながらも、

どこか自然でふくよかな響きをつくりやすい印象があります。

一方エレキベースでは低域の安定感や、

音の立ち上がりの速さが重要になります。

ブラスナットはアタックが明瞭で、

低音の輪郭がハッキリしやすく、

タイトなサウンドを作りやすい傾向があります。

さらにベースは弦のテンションも強く、

ナットへの負荷も大きいため、

耐久性の高さもブラスの大きなメリットと言えるでしょう。

ネット上ではナット材による音の違いについて、

多くの場合ギター目線で語られることが多いように感じます。

しかしベースの場合は求められる役割や帯域が違うため、

同じ考え方では語れない部分もあるのではないでしょうか。

ベーシストの皆さんも、

もし機会があれば一度「ナット材」という視点から、

自分のサウンドを見直してみると、

新しい発見があるかもしれませんよ。

———おまけトーク———

”音楽に対して能動的な態度を

少しでも求められるのは面倒で、

とにかく受動態でいるまま

全てを余すところなく堪能できる作品がいい。

疲れたくない。

傷つきたくない。

自分からは何もしたくない。

だけど全てが欲しい。

自分が抑圧されたり、

軽んじられることだけは一切許さない。”

朝井リョウさんの「イン・ザ・メガチャーチ」の

一節から抜粋しました。

今の音楽や世の中をよく表していると思います。

P.S.1 生徒さんを募集しております

日曜日 11:15~・12:00~

月曜日 18:30~・19:15~

水曜日 17:45~・18:30~

木曜日 18:00~・20:15~

土曜日 16:30~・18:15~

この時間はあくまでこちらの希望時間ですので、

他の時間にも空きがあります。

お気軽にお問い合わせください。

なお無料体験レッスンの日時とは関係ありません。

P.S.2 レッスンのお休みです

5月は30日(土)と31日(日)がお休みです。

6月は29日(月)がお休みです。

P.S.3 SNS情報です

このページトップへ